20240911.
トランプのいつもと違う表情が紳士的であった。ハリスとトランプがバイデンが立ち合う中、ビル跡で固く握手していた。
胸が熱くなった。いがみ合いが尋常ではなかった政治家としての立場を越えた瞬間だった。様々に脚色された、イメージのみで語られていた関係線。安易な方向ばかりに進もうとする人々や利益だけでは飽きたらない全ての欲望がもとじめを欲している。
権力中枢に相応しいイメージを求める姿は、狡猾そのものだが、アメリカの一流の政治家達の胸中には、共通の意識を通して、負いも若きも堅固していることなのか。
2極化の世論や所属の共同体に身を委ねてばかりでは、肥大化したイメージに潰されてしまうだろう。マスコミでは語られない部分がたくさんあるから、相手を茶化す事が出来る。その緩衝地帯の設計が行き届いているから、アメリカはブレない。